真実は似て非なるものの間に

世の中には、「似ているけれど、まったく違うもの」があります。

「やさしさ」と「甘さ」。
「自由」と「勝手」。
「任せる」と「投げる」。
「すがる」と「ぶらさがる」、
「余裕」と「隙間」のような、
よく似ていて、実は大きく違うものがあります。

私たちはよく、
「余裕がない」
と言います。

けれど振り返ると、
ぼんやり過ごす時間や、
つい不平をこぼす心の隙は、
案外たくさんあるものです。

つまり、隙はある。
けれど、余裕がない。

これはなぜでしょうか。

教祖は、
「油断をするな」
と繰り返し教えてくださいました。

田の水も、落とし口を締めておかねば溜まりません。
心も同じで、感謝の真が抜けていけば、おかげもまた漏れていく。

ただ空いた隙間には、隙間風が吹きます。
けれどその隙間に、
「ありがたいなあ」
「おかげだなあ」
という喜びが通い始めるとき、
そこに“余裕”が生まれるのではないでしょうか。

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